掃除したのにトイレが臭うのはなぜ?どこが臭うの?
私は学生時代にビル清掃やアパートや借家の退去後の清掃のアルバイトをしていました。そういった経験から、ある日トイレの清掃についての質問をいただいたことがありました。
今回はその時質問された「掃除したのにまだおしっこの臭いがする。どうしたらいいのか?」について書きたいと思います。
いつも綺麗に掃除するのに“おしっこの臭い”がする謎
質問された方は30代の主婦のAさんで、夫と二人暮らし。Aさん自身綺麗好きで、トイレもまめに掃除されているそうです。
しかし、あるときいつも通り綺麗に掃除をしたにもかかわらず、おしっこ特有の“アンモニア臭”が消えなくなったとのことでした。
Aさんは疑問に思ったものの、もう一度便器を磨き、雑巾がけをしました。しかしやはり臭いはとれずに今に至るとの事でした。
Aさんは「一体どこから臭っているのかわからない」とのことでした。
綺麗なのに臭うトイレ
それでは一緒に使用している旦那さんはどうなのかと聞いてみました。
Aさんによると、もしトイレを利用したときに汚れた場合は、設置してあるシート状のトイレクリーナーで綺麗に拭くように言っており、実際に綺麗にしてくれているとのことでした。
そこでお家にお伺いしたところ、Aさんからお聞きしたとおり、確かに掃除の行き届いた綺麗なお宅でした。むしろ今までお伺いしたどのお宅よりも綺麗だったと思います。
しかし、お話の通りトイレ本体もトイレの室内も綺麗なのに、室内全体に鼻をつくアンモニア臭がしました。
臭いの原因は床と便器の「継ぎ目」
ここでもしやと思って便器本体と床の設置面に、トイレ用洗剤を吹きかけてトイレットペーパーを置いたところ、黄色いような茶色のような液がしみだしてきました。
全ての謎が解けました。アンモニア臭の原因は、旦那さんにありました。
旦那さんはトイレを使用する際、小の場合は便座を上げて、立ったままするとの事でした。いわゆる立ちションですね。
その際便器にうまく入らず、垂れてしまった尿が便器を伝って床と便器の継ぎ目に溜まり、乾燥し、また溜まるということを繰り返していたようでした。
トイレ掃除の盲点
Aさんも旦那さんも、便器や床、壁の掃除は豆にしていましたが、便器と床の継ぎ目の隙間までは見逃していたのです。
早速継ぎ目の部分に少しずつ洗剤を入れ、乾燥を防ぐためにトイレットペーパーをかぶせ、吸収させることを数回繰り返したところ、大分臭いは緩和されて最終的には臭わなくなりました。
臭いと黄色い液がでなくなったところで綺麗に水拭きし、乾燥させて作業は完了しました。
注意点としては、継ぎ目に洗剤をかけすぎない事。かけすぎると床が剥がれたり、隙間が広がったりするため注意が必要です。あくまでも少しずつが肝心です。
臭いのもとはどこかにある
いくら綺麗にしても「臭いがする」ということは、臭いの粒子が飛び回っているということです。臭いの粒子が飛び回るという事は、そのもととなる物や場所が絶対にあります。
トイレ掃除は上から見るだけでなく、トイレの便座の目線で掃除することで見えることもたくさんあるため、一度落ち着いて便座の高さで掃除してみるのも良いかもしれませんね。
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