いらなくなった消火器はどうやって処分するの？

万が一の火災に備えてあちこちに備え付けらえている消火器ですが、最近では自宅に消火器を常備している方も多いでしょう。
しかし、消火器には使用期限があるため、古くなった消火器は処分しなくてはいけません。
そこで知っておきたいのが消火器を処分する方法ですが、みなさんはご存じですか？
消火器の処分方法は意外と知られていないため、いらなくなった消火器や古くなった消火器の処分に困る方は多いでしょう。
今回はいらなくなった消火器を処分する方法についてご紹介します！

この記事の目次

１、消火器の使用期限はどれくらいなの？

２、いらなくなった消火器の処分方法

３、その他消火器の処分方法

４、消火器の処分を不用品回収業者に依頼する

１、消火器の使用期限はどれくらいなの？

使用期限は本体のラベルに記載されており、業務用であれば約10年、家庭用であれば約5年となっているのが一般的です。
また、購入日を基準にしている方が多いそうですが、消火器の使用期限は製造されてからの年数となるので気をつけましょう。

使用期限が過ぎてしまった消火器は、そのまま放置しておくと大変危険です！
もし火災にあったとき、使用期限が過ぎたままの消火器を使ってしまうと、本体が爆発する恐れがあります。

また、本体にキズが入っていたり、ホースの部分や持ち手の部分が壊れていたりするものも事故に繋がる危険性があるので気をつけましょう。
普段から使う身近なものと違って忘れてしまいがちなので、定期的に使用期限や本体の状態を確認しておくと良いかもしれませんね。

２、消火器の基本的な処分方法

消火器を処分する場合ですが、指定の窓口へ引き取りの依頼をする、または指定の引き取り場所まで持って行くという方法があります。
引き取りの依頼をすれば自宅まで消火器を取りに来てくれますが、2010年より前に製造されたものは有料、それ以降のものは無料で引き取りをしてくれます。
これは、2010年1月以降に販売された消火器にはリサイクルシールが貼ってあるからです。

引き取り場所に持って行く場合はリサイクルシール代が発生しますが、引き取り依頼をするよりも料金的にお得です。
持って行く手間はかかりますが、料金を考えるのであれば持って行くという方法が良いのではないでしょうか。

取引依頼や取引場所に持って行くことができないという方は、ゆうパックを使った方法があります。
事前に電話での申し込みが必要ですが、消火器を発送する専用の箱が送付されるので、送付された箱に消火器を入れて指定の場所に発送することができます。
ゆうパックを使う場合は全国一律料金の2200円が発生しますが、便利で簡単な処分方法となっています。

３、その他消火器の処分方法

消火器のメーカーが分かる場合は、メーカーに引き取ってもらうという方法があります。
引き取る際の料金はメーカーによって様々なので、いきなり依頼するのではなく、まずは事前に料金の確認をしておくと良いでしょう。

消火器を買い替えるという方は、ホームセンターで引き取ってもらえる場合があります。
ホームセンターでは消火器を1本購入することで、古くなった消火器を無料で1本引き取ってくれるサービスを行っている店舗があります。

４、消火器の処分を不用品回収業者に依頼する

いらなくなった消火器を処分するなら、不用品回収業者に依頼するという方法もあります。
不用品回収業者なら消火器を自宅まで取りに来てくれるだけでなく、様々な不用品を回収してくれるので、処分したいものがあれば一緒に引き取ってくれますよ！
希望日時を指定することもできるので、自分のスケジュールに合わせることができるのも嬉しいですね。

不用品回収業者への依頼はとっても便利です。
しかし、中には悪質な業者もいるため、しっかりと見極めることも大切です。
簡単な見分け方として携帯電話の番号しかない業者には気をつけましょう！
ちゃんとした業者であれば、携帯電話の番号とは別に会社の電話番号が公開されています。
また、依頼の見積もりや丁寧な対応をしてくれる業者であれば、安心して消火器の引き取り依頼をすることができますよ。

消火器を処分する方法はご紹介させて頂いたような様々な方法があります。
しかし、簡単で素早く自分の都合に合わせやすいことを考えれば、不用品回収業者に依頼して消火器を引き取ってもらうことをお勧めします。

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