以前簡単に書いた「家電リサイクル法」。
よく聞くけど結局なんなの？という方もいらっしゃると思います。

簡単に書くと以下のようになります。
「昔なら粗大ゴミとして出す事ができた特定の家電が、今は粗大ゴミで出せなくなった。」

いざ粗大ゴミで出したら、引き取り拒否されてしまうのです。
では一体なぜ家電リサイクル法ができたのか、そして対象商品についてお教えします！

 

【目次】
◇家電リサイクル法とは？

◇家電リサイクル法の対象になる家電

◇家電リサイクル法の対象とならない家電

◇対象家電の処分の仕方
　・販売店に引き取ってもらう
　・特定引取場所に直接持ち込む
　・回収業者に引き取ってもらう

 

 

◇家電リサイクル法とは？

特定家庭用機器再商品化法（家電リサイクル法）は、一般家庭や事務所から排出された特定の家電製品から、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。

以前粗大ゴミとして出されたテレビなどは、リサイクルされることなく粉砕されて埋立地に埋められるなどしてきました。
ただのゴミとして廃棄されてきたものを、再びリサイクルできる資源として扱うために家電リサイクル法ができたのです。

それでは対象家電は何なのでしょうか？

 

 

◇家電リサイクル法の対象になる家電

・ エアコン(壁掛形セパレートタイプ・床置形セパレートタイプ・ウィンドタイプ)
・ テレビ(ブラウン管式テレビ、液晶・プラズマテレビ)
・ 冷蔵庫及び冷凍庫
・ 洗濯機(全自動・2層式洗濯機・洗濯乾燥機)
・ 衣類乾燥機

 

◇家電リサイクル法の対象とならない家電

対象商品と似ていながら、対象とならない家電があるので注意が必要です。

・ 業務用エアコン
・ 天井埋め込み型のエアコン
・ 冷風機・冷風扇
・ パソコン用モニター
・ 業務用保冷庫
▲その他（詳しく知りたい方はコチラをクリック）

 

 

◇対象家電の処分の仕方

家電リサイクル法対象家電の処分の仕方は、簡単に分けて3つあります。

1、販売店に引き取ってもらう方法

新規に家電を購入する際、今まで使用していたものを引き取ってもらえる場合があります。
購入の際に販売店に問い合わせてみましょう。
新規に家電製品を購入しない場合でも、引き取ってくれる場合があります。

この場合は「リサイクル料」＋「運搬料」がかかります。

運搬料だけでも結構かかる場合があるので、事前に販売店に確認してください。

＜メリット＞
1.　商品購入時に引き取ってもらえる場合がある
2.　下取りしてもらえる場合がある

＜デメリット＞
1.　引き取ってもらえない場合がある
2.　引き取り額が高い場合がある
3.　ほとんどの場合自分で持ち込む必要がある

 

 

2、特定引取場所に持ち込む方法

家電リサイクル券を購入し、ご自身で持ち込むことで処分してくれる特定引取場所という場所があります。
この場合家電リサイクル券（料金郵便局振込方式）を使用してリサイクル料金を振込んでいただく必要があります。
郵便局での振込み手数料は必要ですが、特定引取場所へのご自身での持込みとなるため収集・運搬料金は不要になります。

全国の指定引き取り場所はこちらでお調べ下さい。
http://www.e-map.ne.jp/p/rkcsymap/

ご自身のお車で搬送できる場合は、この方法が一番安く処分できるのでおすすめです。

＜メリット＞
1. 費用が一番安く済む

＜デメリット＞
1.　手続きが面倒
2.　特定引取場所へ自分で持ち込みしなければならない

 

 

３、不用品回収業者に依頼する方法

リサイクル料金と回収（運搬）費用がかかりますが、不用品回収業者に依頼するとあとは全て業者が責任をもって処分してくれます。
不用品回収業者の回収は即日回収が可能なので、お仕事でお忙しい方でも、ご自身の都合のいい日を指定できとても便利です。

＜メリット＞
1.　渡すだけ良い
2.　引き取りに来てくれる
3.　即日対応など時間に融通が利く

＜デメリット＞
1.　費用が高い事がある

 

ご自身にあった処分方法を選んで、正しく家電製品を処分してくださいね！

かたづけ招き猫では家電リサイクル法の対象家電も、そうでない家電も責任をもって処分いたします！
不用品回収の詳しい情報や、費用についてはコチラをご覧ください！

▲不用品回収の詳しい情報や費用について

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